疲れ目のケア:目薬の使い方

疲れ目のケア:目薬の使い方

目の疲れ

 

目が疲れているときには、目薬をさすことでも疲れが一時的に回復します。
目薬にもさまざまなタイプがあり、大きく分けると「涙液水分を補給するタイプ、有効成分を補給するタイプ」に分けられます。

 

まず、涙液水分を補給するタイプは、目の乾きやドライアイの症状に悩んでいる人に適切です。
涙は目を潤すためにあるのですが、目を酷使しているうちに涙液がへってしまいます。
また、涙には殺菌や洗浄、角膜の栄養酸素補給などの役割もあるため、必要不可欠です。
この涙はナトリウムやカリウム、ビタミンA、ビタミンC、ブドウ糖、アルブミン、ラクトフェリン、EGF、IgAなどの成分が含まれています。
乾き目用の目薬を使うことで水分が補充され、目のトラブルを解決することができます。

 

有効成分については、さまざまな種類があります。

  • 天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール):抗酸化作用、抗炎症作用、血行促進作用がある
  • ビタミンB6(塩酸ピリドキシン):目の組織の代謝を活性化させる
  • ビタミンB12(シアノコバラミン):毛様体筋の活性化および、目の疲れ回復
  • メチル硫酸ネオスチグミン:ピント調節筋の疲れを回復させる
  • ネオスチグミンメチル硫酸塩:ピント調節機能を改善
  • ビタミンA (パルミチン酸レチノール):角膜細胞を再生や目の潤いをキープする
  • L-アスパラギン酸カリウム:目の組織呼吸を改善する
  • タウリン:目の組織代謝を活発化させる

など。成分によって具体的な働きが異なるので、眼科で検査を受けて、適切な点眼薬を処方してもらいましょう。

 

市販の目薬でも構わないのですが、やはり症状に合うものを使うことが大切になるので、専門家の指示を受けた方が無難です。

 

また、目薬をさすときの使い方ですが、正しく利用しないと期待の効果も得られません。
まず、 手を清潔にしてください。その後、目のまわりも汚れをふきとって清潔な状態にしましょう。
目薬をさしたら、目をぱちぱちとさせるより、目を閉じて30秒から1分ほど置きます。これを両眼でしたら、最後にまばたきをして、余計な目薬は拭き取るようにしましょう。
使用頻度については、必ず目薬の用法用量を守ってください。

 

目薬を使うことである程度の効果はあるものの、持続性はそうありません。また、場合によっては配合成分の働きにより、頻繁に使うことで本来の目の機能(充血を抑制する働き)が阻害されることもあるので気を付けてください。